「ブログを書かなきゃいけないのはわかっている。でもキーボードに向かう時間がない」
そんな悩みを抱える経営者や個人事業主の方が、解決策として「音声入力 ブログ」というキーワードにたどり着くのをよく見かけます。スマホの音声入力機能を使って自分で下書きを作り、それを整えてブログにする。実際、そのやり方を紹介する記事もたくさんあります。
TalkSeedがやっていることは、実はそれとは少し違います。今日は「音声入力でブログを書く」というテーマの中で、TalkSeedがどんな仕組みを選んだのか、そしてなぜその形にたどり着いたのかを、運営者である私自身の言葉でお話しします。
「自分で音声入力する」と「話すだけで記事になる」は別物
「音声入力 ブログ」で検索すると、スマホやパソコンの音声入力機能を使って自分で文章を打ち込み、それを自分で読み返して整えるという方法を紹介する記事が多く出てきます。誤字脱字を自分で直したり、話し言葉を書き言葉に整えたりする作業が必要になる、というのが一般的なやり方です。
これはこれで有効な方法ですが、「文章を整える作業」自体は結局自分でやらなければなりません。忙しい経営者や院長先生が本当に手放したいのは、話す作業ではなく、そのあとの「まとめる・書く」という工程だったりします。
TalkSeedのLINEボイスインタビューは、この「まとめる・書く」の部分までを仕組みの中に組み込んでいます。話していただいた内容を整形して記事の形にするところまでを、AIとこちらの設計でカバーする、という発想です。

LINEに向かって話すだけ。記事が完成するまでの流れ
具体的な流れはこうです。まずご契約いただいた後、最初にZoomで面談をさせていただきます。ここでお客様の考え方や経営方針といった、いわば「その方の土台になる部分」をこちらからインタビューする形でじっくり伺います。この面談は、ご本人の許可をいただいた上で録画させていただき、その録画を文字起こしして、全テーマに共通する基礎情報として整理します。
この基礎情報と、検索キーワードの調査データを掛け合わせることで、3ヶ月分・12個のブログテーマをこちらで設計します。ここまでがいわば「土台づくり」の工程です。
テーマが決まったら、それぞれのテーマに合わせたインタビュー内容(質問)を作成し、公式LINEのメッセージとしてお客様にお送りします。お客様には、その質問に対してスマホに向かって音声でボイスメッセージを返していただくだけで大丈夫です。
いただいた音声メッセージはそのままAIに読み込ませているわけではありません。一度文字起こしをして、その文字データを「お客様からの一次情報」として扱います。そこに、最初のZoom面談で得た基礎情報や検索ワードの調査データを組み合わせ、記事として仕上げていく、という流れになっています。
お客様に最初のZoom面談以降お願いしているのは「スマホに向かって話す」というただ一点だけです。文章を整える作業も、見出しを考える作業も、こちら側の工程に含まれています。

なぜ「書いてもらう」ではなく「話してもらう」にたどり着いたのか
この形にたどり着いた背景には、14年間、中小企業のホームページやコンテンツ制作を支援してきた中での実感があります。
対面でお話を伺っている時、皆さんご自分の本業についてはよどみなく話されます。ところが「では、その内容をまとめて送ってくださいね」とお願いすると、とたんに手が止まってしまう。普段のビジネスメールなら何も考えずに打てるのに、ホームページの資料になるような文章となると、キーボードの前で固まってしまう方が本当に多かったんです。キーボード自体、文字入力自体が苦手だという方も、割合で言えばかなりいらっしゃいました。
でも、話すことなら誰でもできる。この「対面なら話せる」という事実と、LINEで音声メッセージが送れるという仕組みが偶然結びついたのが、TalkSeedの出発点でした。ちょうど同じ頃、AIが日に日に進化していくのを目の当たりにして、音声入力から文字起こしまでの精度が体感できるレベルで上がってきているのも感じていました。「これなら、仕組みとして成立する」と確信したのがこのタイミングです。
「ちゃんとした記事になるのか不安」という声について
音声入力や文字起こしと聞くと、「誤字だらけの荒い文章になってしまうのでは」「本当にきちんとした記事に仕上がるのか」と不安に思う方もいると思います。正直に言うと、私自身、以前はその不安がよくわかりました。文字起こしの精度がまだ粗く、結局誤字脱字を直す方が手打ちより大変だった時期は確かにありましたし、タイピングに慣れている人ならむしろ自分で打った方が早いという時代もありました。
ただ、ここ最近のAIの進化はその状況を大きく変えています。話し方が多少詰まったり、「えーと」といった言葉が挟まったりしても、言いたいことの主旨さえ合っていれば、AIはそれをちゃんと文脈の通った形にまとめてくれます。三日前とはもう違う、というくらいのペースで進化しているのが今のAIです。
疑わしく感じるお気持ちは十分理解できますし、私自身、去年の今頃は同じように懐疑的だったかもしれません。それでも、日々の進化を体感している立場から言えるのは、「これを使わない手はない」ということです。来月、来年にはさらに精度が上がっているはずで、今まさに使い始める価値があると実感しています。
「書いてもらう」より「話してもらう」の方が、続けやすい
これまでのSMB支援の中で感じてきたのは、「話してもらう」形式の方が、圧倒的に続けやすいという実感です。
私自身はまだブログの運用支援そのものは行っていないため、「書いてもらった記事」と「話してもらった記事」を、公開後の記事としての完成度で比較した実感はありません。ただ、取材や打ち合わせでお話を伺っている段階では、皆さんいくらでも長く話し続けてくれる、ということは何度も経験してきました。
その一方で「では、まとめてメールで送ってくださいね」とお願いすると、いつまで経っても届かない。届いたと思ったら「時間がなくてごめんね」という一言だけ、ということも珍しくありませんでした。話すことは誰でも話せる。でも、それを自分の手でまとめて文章にする作業だけが、いつもボトルネックになっていたんです。TalkSeedは、このボトルネックそのものを取り除くための仕組みとして設計しています。

まとめ:話すだけで、ブログは続けられる
「音声入力 ブログ」というキーワードで検索する方の多くは、「文章を書く負担を減らしたい」という悩みを抱えているのだと思います。自分でスマホに音声入力をして、そこから文章を整えるやり方も一つの解決策です。ただ、その「整える」という工程自体が負担になっているなら、話すことだけに集中できる仕組みを頼ってみるのも、もう一つの選択肢だと思います。
TalkSeedは、LINEに向かって話していただいた内容を一次情報として大切に扱い、そこにSEOの視点を組み合わせて記事に仕上げていくサービスです。「何を書けばいいかわからない」「書く時間がない」という悩みを抱えている経営者の方は、一度この"話すだけ"という体験を試してみてください。

